動物実験に関する教育訓練について
東北大学で動物実験を実施するには、事前に本教育訓練を受講する必要があります。
・2025年10月に日本語版の教材がリニューアルされました。2025年9月以前の版を受講済みの方で、2026年4月1日以降も動物実験を行う方は再受講が必要となります。
・リニューアルに伴い、受講番号に有効期限が登録され、5年ごとの再受講が必要となります。
東北大学の動物実験に関する教育訓練内容
- 関連法令等、本学の定める規程等
- 動物実験等の方法に関する基本的事項
- 実験動物の飼養保管に関する基本的事項
- 安全確保、安全管理に関する事項
- その他動物実験等の適正な実施に関する事項
受講方法
eラーニングによる受講となります。
- 下の「受講申込」から申し込みをしてください。
- 受付完了を知らせるメールが自動配信されます。
- メール内のURLからへアクセスし(東北大メールでログイン)、動画を視聴の上、確認テストに合格してください(10問中8問以上正解で合格)。
- テストに合格後、1週間ほどでWEB申請・承認システム(GA-Lab)に受講歴が登録されます。
- 動物実験に関する教育訓練については「受講番号」と「有効期限」が登録されます。
- 登録された情報はご自身で確認することが可能です。
受講歴の確認方法
動物実験計画書に実験実施者として記載され、承認を受けてから実験に参加することが可能となります。動物実験計画書の申請については動物実験責任者等の教員に確認・相談してください。
東北大IDおよび東北大メールを持っていない方はeラーニングを使用することができません。受講が必要な方にはeラーニング以外の受講を案内いたします。所属分野の教員の方(動物実験責任者等)から受講者の①氏名、②所属、③連絡先メールアドレス、をセンター宛にメールでお知らせください。
日本語版
- 日本語の教材を理解し、日本語のテストに回答できる方が対象です。
英語版 English version
- 日本語の理解が十分でない方(留学生等)が対象です。日本人の方や、日本語が堪能な方は日本語版を受講してください。
※注意:教材リニューアル準備中のため、受付を停止しています。受講を急ぐ必要がある場合は所属分野の教員の方から受講者の①氏名、②所属、③連絡先メールアドレス、をセンター宛にメールでお知らせください。現行版の受講となりますので、後日リニューアル版の再受講が必要になります。
Applications are currently suspended due to renewal preparations. If you require urgent training, please have your supervisor email us with the following information : Applicant’s name, Department/Affiliation, Email address. We will provide access to the current training program via Google Drive. Retraining will be required once the renewed version is released.
所属分野の指導教員の方におかれましては、適宜サポートをいただけますようお願いいたします。
実験動物管理者向け講習会について
「東北大学における動物実験等に関する規程」に基づき、各部局より選定いただいた実験動物管理者を対象とした講習会です。
講習会概要
目的
実験動物管理者等に求められる基本的な知識や技術、動物への福祉や関連法令に関する理解を深め、実験動物管理者としての能力を向上させること。
主催
東北大学環境・安全委員会動物実験専門委員会
実施方法
Web会議ツール(Zoom)を利用したオンライン形式により実施する。
受講対象者
実験動物管理者を担当する教職員で、過去に開催した実験動物管理者向け講習会の未受講者
原則として、受講対象者は必ず受講ください。
実験動物管理者向け講習会の内容
- 実験動物管理者とは
- 動物実験の原則3Rと関連法令等
- 実験動物福祉
- 実験動物の飼育管理
- 飼養保管施設の環境・衛生管理
実験動物管理者向け講習会開催について
実験動物管理者向け講習会は、部局担当者から本部(研究コンプライアンス推進室)に登録申請が行われた後に随時開催されます。
講習のスケジュール
| 時間 | 講習内容 |
|---|---|
| 【前半】14:00~14:50 | ①実験動物管理者とは ②動物実験の原則3Rと関連法令等 |
| 14:50~15:00 休 憩 | |
| 【後半】15:00~17:00 | ③実験動物福祉 ④実験動物の飼育管理 ⑤飼養保管施設の環境・衛生管理 |
備考
- ビデオの内容は、令和2年度に録画された内容です。
- 講習会は前半と後半に分かれております。前半・後半のどちらか一方しか参加できない場合には、別日程で残りの半分を受講することで、実験動物管理者向け講習会の全てを受講したものとみなします。 (2日間の日程で受講が完了しない場合には、個別対応等を検討いたします。)
受講について
- 受講者については、各部局担当者から担当部署へ連絡を行いますので、受講の必要性について不明な場合は、所属している部局担当者へご確認ください。
実験動物取扱実技講習会
受講は任意です。スキルアップの為の講習会です。
講習会概要
対象
全学部・教育訓練を受講していて実験動物の取扱いが初心者である方(学部生、大学院生、教職員 他)
内容
動物実験に関する講義
動物実験に関するビデオの鑑賞
マウス、ラットを用いた基礎的な手法
- 保定方法、麻酔法(吸入麻酔、注射麻酔)
- 試料投与法(経口投与、腹腔内投与など)
- 採血(尾静脈採血、全採血など)、解剖
タイムスケジュール
午前 11:00-12:00 講義
午後 13:00-17:00 ビデオ鑑賞・実技
2025年度「実験動物取扱実技講習会」日程
日時・場所につきましては、決まり次第掲載いたします。
| 開催日 | 時間 | 場所 | 開催案内 |
|---|---|---|---|
| 11月11日(火) | 11:00~17:00 | 星陵キャンパス 動物・遺伝子実験支援センター内研修室 | 開催案内 |
会期:第4回(マウス)
定員:若干名
締切:令和7年10月24日(金)17時(※定員になり次第締切)→定員に達しました(キャンセル待ち受付中)。
費用:今回は無料
修了証書:全課程修了者に差し上げます
お問い合わせ:メールで動物・遺伝子実験支援センター(担当:小林)まで clar@grp.tohoku.ac.jp

