微生物モニタリングサービス終了について

「マウス・ラットの微生物モニタリングサービス」を年内受付分をもって終了とさせて頂きます。
本サービスは、飼養保管施設運営における実験動物の定期的な微生物検査の重要性を理解していただくために2010年から実施いたしました。
十年余り継続することにより、その目的を十分に達成できたと考えております。
本年度をもって検査担当者が退職することになり、動物・遺伝子実験支援センターの運営上新たに検査担当者を採用することが難しいため、サービスを継続することができなくなりました。
今までご利用いただきましたみなさまにはご迷惑をおかけいたしますが、事情ご賢察いただきますようお願い申し上げます。
今後の微生物検査は外部の検査実施機関へご依頼ください。
また質問、相談などございましたら、動物実験担当の吉田までご連絡下さい。

<検査終了日>2022年12月20日検査実施分まで

<微生物検査実施機関>
●公益財団法人 実験動物中央研究所ICLAS Monitoring Center
http://www.iclasmonic.jp/
検査依頼:
https://www.iclasmonic.jp/microbiology/category/soufu.html

●日本チャールス・リバー株式会社
http://www.crj.co.jp/
ヘルスモニタリングサービス:
https://www.jax.or.jp/product-and-service/hms

微生物モニタリングサービスについて

動物・遺伝子実験支援センターでは、東北大学の飼養保管施設を対象にマウス・ラットの微生物モニタリングサービスを安価に行っています。また、公益財団法人 実験動物中央研究所とタイアップすることにより検査精度の向上を図っています。

利用内規および料金改定が、2021年2月15日をもって施行されました。
2021年4月1日検査実施分から改定後の検査費用が適用となります。
消費税込みの表記となっていますが、検査料金に変更はありません。

微生物モニタリングの意義と目的

近年は、実験動物のSPF化が進み、飼育環境も整備されてきたことから、発症を伴う激しい感染症は影をひそめ、症状を示さないいわゆる不顕性感染を受けた動物が問題となってきました。不顕性感染は、実験処置により顕在化することがあり、実験成績を誤らせる大きな原因となります。また、病原体に感染した動物を知らずに飼育していることは周囲の清浄動物に対する汚染源としてもっとも危険であり、気がついたときにはもはや取り返しのつかない事態になっていることもあります。これらのことを未然に防ぐためには実験動物を特定の検査項目について定期的に検査し、感染した動物を摘発することが必要です。

微生物モニタリング検査

実施内容

  • 検査対応動物種:マウス・ラット
  • 定期検査(年4回)
    検査内容:コアセットA~D(年4回実施推奨)
         コアセットE(年1回実施推奨)※現在はⅡ期にまとめて実施しています
  • 不定期検査(随時)
    検査内容:コアセットA~E
  • 項目
    コアセットA~E
    コアセット以外の検査は別途御相談ください。
    コアセットについて:コアセットとは検査項目のなかでも受検を推奨する項目をまとめたセットであり、実験動物中央研究所のコアセットに準拠しています。詳細については検査項目および料金一覧をご覧ください。
    検査項目および料金一覧

動物・遺伝子実験支援センターでは、検査項目に関する概略やカテゴリー分類等は実験動物中央研究所に準じておりますので、下記のサイトをご覧ください。
http://www.iclasmonic.jp/microbiology/inspection/mouse.html

検査方法

培養検査

平板寒天培地による培養。
培養後、陽性の疑いのあるコロニーは純粋培養を行い、生化学性状同定キットによるスクリーニングを行います。スクリーニングで陽性が出た時は、実験動物中央研究所に送って確定診断をしてもらいます。

血清検査

『モニライザ』®ⅣA  96ウェルを使用します。
http://www.iclasmonic.jp/microbiology/monilisa.html
血清検査はモニライザを使用してスクリーニング検査を行い、陽性反応が出た場合は確定検査を実験動物中央研究所に依頼します。

鏡検

各臓器からの採材と肛門のセロハンテープ法によるぎょう虫卵検査。
十二指腸、盲腸内容物、肛門周囲、外部寄生虫の顕微鏡を使用して確認します。
動物・遺伝子実験支援センターの検査で陽性の判断をします。

剖検・状態チェック

モニター動物の状態のチェックおよび解剖を行い、病変等の確認を行います。
感染症を疑う病変が見つかった場合は、実験動物中央研究所に病理検査を依頼します。

検査依頼から結果報告・支払いまでの流れ

検査依頼

  • 定期検査依頼の場合:各期(年4回Ⅰ~Ⅳ期)の申込み時期にお申込みください。
    検査日程はこちら
    お申込み時期になりましたら、各部局からモニタリングサービス開始の御連絡が届くと思います。
  • 不定期検査依頼の場合:随時お申込みください。
    検査実施時期については、相談のうえ決定します。
  • 申込書にて支払い財源の確認をいたします。外部資金を使用する場合は事前に支払の可否について確認してください。

検査実施

検査結果

血清・培養検査の場合は動物・遺伝子実験支援センターの検査で結果が陰性の場合は、陰性と判断します。
陽性になった場合には、実験動物中央研究所に送付し確定検査を行います。
両検査で陽性と判定されて初めて「陽性」となります。
鏡検の場合は、動物・遺伝子実験支援センターでの検査結果が確定結果となります。
検査結果は、書面にて通知いたします。検査結果及び個人情報は、検査依頼をされた担当者以外には開示いたしません。しかし、各データを匿名化後に全データを取り纏めて発表することがありますが、ご了解ください。

支払いについて

検査結果を書面で通知する際に、料金通知書兼支払財源確認書を同封いたします。
料金通知書兼支払財源確認書には、確定した支払料金と申込書に記載のあった支払財源が記載されています。
もし、支払財源に訂正がある場合は、料金通知書兼支払財源確認書の記載を訂正してください。
支払料金および財源確認後に、確認書に日付と責任者のサインを記載し、学内便にて返送してください。
こちらの書類をもって金額と支払い財源の決定とし、経理処理を行います。
尚、4~12月と1~3月では使用できる支払財源が異なりますので、ご注意願います。また、支払請求は検査実施期間後となるため、請求が3ヶ月後となりますのでご了承願います。
詳細については、料金処理スケジュールをご確認ください。
料金処理スケジュール

サポート体制

万一感染が見つかった場合は、貴施設の飼育管理方法の改善について動物・遺伝子実験支援センターにて助言・支援を行い、感染の収束までサポートを行います。
また、収束後も再発確認等の検査依頼を受付けますので、ご相談ください。

外部検査機関

下記の機関でも微生物検査を行っております。

公益財団法人 実験動物中央研究所ICLAS Monitoring Center

日本チャールス・リバー株式会社

2022年度 微生物モニタリング定期検査年間予定について

「マウス・ラットの微生物モニタリングサービス」は、2022年12月20日検査実施分をもって終了とさせて頂きます。

定期検査については下記の年間予定表に沿って実施いたしますが、前後する可能性もございますので、各部局からのお知らせや動物・遺伝子実験支援センターからのお知らせを御確認願います。

モニタリング年間予定表

2022年度第2期定期検査日程

受付期間: 7月11日~ 8月 5日 申込書
令和3年1期(4月開始)分より、検査費用が税込み金額表示となります。検査費用に変更はありません。

申込書をダウンロードして必要事項を記入のうえ、下記の動物・遺伝子実験支援センターまでメールまたはFAXで送付してください。
受付が済みましたら検査実施日の日程調整を行いますので、動物・遺伝子実験支援センターから送付される日程調整表にご記入のうえ、返送をお願いします。

検査実施期間: 8月22日~ 9月20日

上記の期間は予定ですので検査実施期間前後の実施希望についてはご相談ください。

報告期間: 9月 1日~10月 7日

問い合わせ・相談窓口

東北大学動物・遺伝子実験支援センター
Tel 022-717-8744 Fax 022-717-8745
E-mail:yayoi.yoshida.d1@tohoku.ac.jp(担当 吉田)