教育訓練を受講
動物実験に関する教育訓練を受講してください。
(大学院医用動物学講義受験者は条件を満たせば教育訓練受講と見なされます。)
受講後1週間ほどで、WEB申請・承認システム(GA-Lab)上で教育訓練受講番号が表示されるようになります。
東北大学ID未取得の場合等は受講番号が表示されません。
受講歴番号表示されない方は、動物・遺伝子実験支援センター:clar@grp.tohoku.ac.jpまでお問い合わせください。
参照
受講歴の確認方法
計画書を申請
WEB申請・承認システム(GA-Lab)にて動物実験計画書または教育研修計画書を申請してください。
動物実験責任者または教育研修責任者として計画書を申請できるのは、常勤の「教授・准教授・講師・助教・助手」、特任の「教授・准教授・講師・助教」の方です。
動物実験計画書または教育研修計画書は実験実施者の権限があれば作成・入力ができます。
ただし、部局への申請は責任者の方が行わなければなりません。
医学系研究科附属動物実験施設等、共同施設を利用する場合は、事前に「利用登録」等が必要な場合があります。詳細は各施設に直接お問い合わせください。
計画書の審査
WEB申請・承認システム(GA-Lab)にて申請された動物実験計画書または教育研修計画書は、動物実験専門員会にて審査されます。審査は、動物実験専門委員会会議上で申請者にヒアリングを行う「ヒアリング審査」と、専門委員がWEB上で審査を行う「書面審査」のいずれかの方法で行われます。
申請された計画書は動物・遺伝子実験支援センターにおいて事前審査を行い、ヒアリング審査と書面審査に振り分けられます。その後、各審査方法で審査が行われます。
振り分け基準
- ヒアリング審査対象
- 小動物(齧歯類全般とウサギまで):苦痛度分類がカテゴリーD以上の計画書
- 中・大動物(イヌ、ブタ、サル、ウシなど):苦痛度分類がカテゴリーC以上の計画書
- 書面審査対象
- ヒアリング審査以外の計画書(苦痛度分類の低いもの)
但し、苦痛度分類の低い計画書でもヒアリングの必要性があると判断された場合は、ヒアリング審査となる場合があります。
審査方法について
- ヒアリング審査
毎月1回開催される(8月を除く)動物実験専門委員会にてヒアリング審査を行います。
ヒアリング審査の対象となる場合は、事前に所属部局の担当係から連絡があります。- 審査頻度:毎月1回(8月を除く)
- 計画書申請から(修正が必要な場合は差戻し・修正が完了してから)結果通知までの期間:約1~1.5ヶ月
- 書面審査
動物実験専門委員が書面審査を行います。- 審査頻度:月2~3回
- 計画書申請から(修正が必要な場合は差戻し・修正が完了してから)結果通知までの期間:約2~3週間
- 但し、3週間以上かかる場合もあります。
- 迅速審査について
原則として審査過程を短縮することはできませんが、「申請者が回避できない理由」をもって計画書の提出が遅れた場合は迅速審査が認められる場合があります。- 申請方法:事前にセンターに連絡のうえ、所定の欄に「迅速審査願い」を添付して計画書を申請
- 迅速審査願い(任意書式):実験責任者名にて、以下明記
・迅速審査を希望する理由(計画書に記載の実験について迅速審査の必要性が分かるように)
・迅速審査が不可避であった理由
・実験開始希望や承認通知希望の期日(具体的に) - 注意事項:
・実験計画の発案や作業の遅れによるもの(動物の搬入や譲渡に関わる研究計画も含む)は通常審査になります。
・希望日までの承認を保証するものではございません。
・迅速審査が必要な必要最小限の実験計画のみで提出してください。通常審査で可能な実験は計画書には入れず、承認後に変更申請するか、別実験として申請してください。迅速審査の対象でない実験計画については削除をお願いする場合があります。
・苦痛度が高い実験を行う計画書については通常通りのヒアリング審査を行います。ヒアリング審査は臨時開催いたしません。
・計画書の記載不備などで差戻しされた場合、ご希望に添えなくなる場合があります。WEB申請マニュアルのページを確認したえで不備がない計画書を提出ください。また、差戻しとなった場合は、速やかに対応してください。
承認通知→実験開始
審査結果は自動メールで配信されるとともに、総長より所属部局の担当係を通して書面でも通知されます。
「承認(条件付き承認)」の通知が届いたら実験開始可能です。
「再提出」の通知が届いた場合には、実験は開始できません。付与された条件に従って計画書を修正し、再提出してください。
再提出を見合わせる場合は、申請を取り下げる旨を動物・遺伝子実験支援センターまでメールにて連絡ねがいます。
回答書の提出
「条件付き承認」の場合、1カ月以内に「回答書」を提出してください。
原則として、「条件付き承認」が届いた時点で実験は開始できます(実験開始時期を制限するような条件が付いた場合を除く)。
計画書の変更、実験実施期間の更新
計画書の内容に変更が必要となったらWEB申請・承認システム(GA-Lab)から「変更申請」を提出してください。
条件付き承認の場合には、回答書が提出され、動物実験専門委員会での内容確認処理が完了してから変更申請が可能になります。
計画書の承認期間延長が必要になったらWEB申請・承認システム(GA-Lab)から「更新申請」を提出してください。
条件付き承認の場合には、回答書が提出され、動物実験専門委員会での内容確認処理が完了してから更新申請が可能になります。
期間更新は初回承認開始日から6年度末までとします。尚且つ、1回の更新で延長できる期間は、2年度までとします。
参照
変更申請の方法、更新申請(作成中)
実験結果報告(年次報告)の提出
計画書が複数年度で承認され、翌年度も実験を行う場合には、年度末に「実施報告・自己点検票および実験結果報告(年次)」を提出してください。
実験結果報告(終了・中止)の提出
実験を終了・中止する場合には、「実施報告・自己点検票および実験結果報告(終了・中止)」を提出してください。