動物実験を行う方へ

※申請された計画書はセンターで確認し、必要があれば差戻し、修正が完了してから審査に進みます。
修正状況によっては再度差戻しとなる場合もあります。

教育訓練を受講

動物実験に関する教育訓練を受講してください。
（大学院医用動物学講義受験者は条件を満たせば教育訓練受講と見なされます。）

計画書を申請

WEB申請・承認システム（GA-Lab）にて動物実験計画書または教育研修計画書を申請してください。
動物実験責任者または教育研修責任者として計画書を申請できるのは、常勤の「教授・准教授・講師・助教・助手」、特任の「教授・准教授・講師・助教」の方です。
動物実験計画書または教育研修計画書は実験実施者の権限があれば作成・入力ができます。
ただし、部局への申請は責任者の方が行わなければなりません。

計画書の審査

ＷＥＢ申請・承認システム（GA-Lab）にて申請された動物実験計画書または教育研修計画書は、動物実験専門員会にて審査されます。審査は、動物実験専門委員会会議上で申請者にヒアリングを行う「ヒアリング審査」と、専門委員がWEB上で審査を行う「書面審査」のいずれかの方法で行われます。
申請された計画書は動物・遺伝子実験支援センターにおいて事前審査を行い、ヒアリング審査と書面審査に振り分けられます。その後、各審査方法で審査が行われます。

振り分け基準

1. ヒアリング審査対象
   • 小動物（齧歯類全般とウサギまで）：苦痛度分類がカテゴリD以上の計画書
   • 中・大動物（イヌ、ブタ、サル、ウシなど）：苦痛度分類がカテゴリC以上の計画書
2. 書面審査対象
   • ヒアリング審査以外の計画書（苦痛度分類の低いもの）

審査方法について

1. ヒアリング審査
   毎月1回開催される（8月を除く）動物実験専門委員会にてヒアリング審査を行います。
   ヒアリング審査の対象となる場合は、ヒアリング日の1週間ほど前に所属部局の担当係から連絡があります。
   • 審査頻度：毎月1回（8月を除く）
   • 計画書申請から（修正が必要な場合は差戻し・修正されたことが確認されてから）結果通知までの期間：約1～1.5ヶ月（但し、審査件数が多い11月～3月は2ヶ月以上かかる場合があります。）
2. 書面審査
   動物実験専門委員が書面審査を行います。
   • 審査頻度：月2～3回
   • 計画書申請から（修正が必要な場合は差戻し・修正されたことが確認されてから）結果通知までの期間：約2～4週間
   • 但し、4週間以上かかる場合もあります。
3. 迅速審査について
   原則として審査過程を短縮することはできませんが、逼迫した事情があるとお考えの場合のみ、センター宛にお問い合わせください。
   • 注意事項：
     ・実験計画の発案や作業の遅れによるもの（動物の搬入や譲渡の都合含む）は通常審査になります。
     ・希望日までの承認を保証するものではありません。
     ・苦痛度が高い実験を行う計画書については通常通りのヒアリング審査を行います。ヒアリング審査は臨時開催いたしません。

承認通知→実験開始

審査結果は自動メールで配信されるとともに、総長より所属部局の担当係を通して書面でも通知されます。
「承認（条件付き承認）」の通知が届いたら実験開始可能です。
「再提出」の通知が届いた場合には、実験は開始できません。付与された条件に従って計画書を修正し、再提出してください。
再提出を見合わせる場合は、申請を取り下げる旨を動物・遺伝子実験支援センターまでメールにて連絡ねがいます。

回答書の提出

「条件付き承認」の場合、1カ月以内に「回答書」を提出してください。

計画書の変更、実験実施期間の更新

計画書の内容に変更が必要となったらWEB申請・承認システム（GA-Lab）から「変更申請」を提出してください。

計画書の承認期間延長が必要になったらWEB申請・承認システム（GA-Lab）から「更新申請」を提出してください。

実験結果報告（年次報告）の提出

計画書が複数年度で承認され、翌年度も実験を行う場合には、年度末に「実施報告・自己点検票および実験結果報告（年次）」を提出してください。

実験結果報告（終了・中止）の提出

実験を終了・中止する場合には、「実施報告・自己点検票および実験結果報告（終了・中止）」を提出してください。